太陽の歌を

 

 

太陽を見上げよう

疲れてしまっても

 

愛はそこにある

見止めればいつもそこに

 

 

いつも元気でなくていい

疲れる時もあるんだ

今はこうしていよう

 

 

僕の空を埋め尽くす

何十億光年の秘密

輝いて止まることを知らない

 

愛はきっと形にしたら

こんなに美しい

そんな輝きを微笑みながら

 

 

ああ ただこの舟にたゆたっていよう

行く先も決めない

その方が楽さ

 

 

こんな美しい海をゆくのなら

きっと美しい歌もあるだろう

欲しいままにゆこう

 

この太陽系に

満ち溢れてる

 

 

多少疲れも落ちてきた

少し漕ぐ手を代わろうか

 

涼しい風が頬をそよぐ

まるであなたの口笛のように

 

 

きっと太陽はあんなに大きくて

たくさんの星の想いを

飲み込んできたのじゃないか

 

愛という強い力で

 

 

さあ 疲れもとれた

この旅を続けよう

 

星たちは煌めきで返してくれる

僕らはこの歌で返すのさ

 

 

さあ 歌おう

太陽の歌を

 

大切な子を抱(いだ)くように

心を両手で包むよに

 

 

やさしい綺麗なその声は

たゆむことなく永遠咲けと

 

 

この手を止めず漕いでゆく

星が埋(うず)めるこの海道(みち)を