人のかたち

 

 

きっとたぶん ぼくたちは

想いを食べていきている

 

そんな当たり前のこと

わかっているよで

本当は ぜんぜん

わかっていなかった

 

 

きっとおそらで

待つ人も

わたしを

わらっていただろう

 

そんな

ひとりで

からまわり

 

いつになったら

ぬけだすと

 

 

人のかたちは

いろいろさ

目には見えない

ものもある

 

見えないようで

見えている

その人かかえる

こころだろ

 

 

たくさん

たくさん

かさねきた

想いの量がおおい分

 

その人

まとうやさしさは

しぜんと

にじみでるのだろう

 

 

わたしもいつか

そんなふに

人をいやせる

よになりたい

 

いまはぜんぜん

できずとも

いつかとがんばる

権利ある

 

 

人のかたちは

人のかず

どれもおなじな

ものはない

 

じぶんのかたち

ほこらしく

前を向いて

あるいてこう

 

 

じぶんのかたちが

きらいかい?

ぼくも

あんまり好きじゃない

 

それでも

じぶんは

ひとりきり

 

じぶんが愛してあげないと

 

 

人のかたちは

変わるもの

こころしだいさ

だれだって

 

うつくしくつよく

あゆんでりゃ

かたちは

むげんに愛される

 

 

どんなことがあったって

どんなとしをとったって

 

どんなめにあったって

どんな過去があったって