寂しくて

 

 

寂しくて

死んじゃうことってあるのかな

 

透明に透き通った輝きが

わたしの心を

すり抜ける

 

 

あなたは今

どんな香りをまとっているのだろう

 

どんなきもちを抱いているのだろう

 

 

いつもなら

そんな想像で

こころはどこか

温もれるけど

 

こんなときは

涼しいそよかぜ

いのちが冷たく震えるよう

 

 

寂しさって

きっとそう

こころのひだを

添うように

 

ひたひたと

胸をつたうよに

 

わたしのこころを

透明に

悲しみかぜを

吹きそよぐ

 

 

寂しくて

死んじゃうことってあるのかな

 

きっと

そんな寂しさは

天使が迎えにきてくれる

 

天使が助けにきてくれる

 

 

もう苦しまなくて

いいんだよと

もう悲しまずに

いいんだよと

 

だから

もうすこし

もうちょっと

 

この寂しさに

耐えてみよう

 

 

天使はきっと

ほほえんで

わたしを

癒してくれるはず

 

だって

天使は

内緒だよ

 

永遠誓った

友だから

 

 

愛という名の

ぬくもりを

 

愛という名の

ほほえみを

 

きみがいつも

口ずさむ

あの歌の

あのメロディーを

 

それさえあれば

わたしなら

いのちを

繋いでいけるから

 

 

寂しさで

死んじゃうことってあるのかな

 

きっと

そんな寂しさは

かみさまがくれた

いきる意味

 

きっと

そんな寂しさは

あなたを想い

いきるうた